HOME > 職種の意味と職種の選び方

職種とは会社内の役割分担である

職種とは、仕事内容の違いによる会社内の役割分担のことで、大まかに分類すると営業・販売・総務・経理・研究・開発・製造・法務・広報などの様々な分野があります。分野ごとに独立した部門になっていることが多く、企業によって呼び方は違いますが、営業部・経理部・総務部・研究開発部・人事部といった名称がついています。

会社が小規模なときには、総務部に総務課・経理課・人事課などが置かれていても、会社が大規模になると、それぞれの部門が独立し、総務部・経理部・人事部の3部門に分かれていることが多いです。大企業ほど職種が細分化され、役割分担が明確化されています。

 

入社後の職種変更は難しい

企業の仕事を大きく分けると、例えば、製造業者の場合、モノを作る製造業務、モノを販売する販売業務、組織を円滑で効率的に運営する管理業務の3つに分けられます。募集の際も、この区分に従って、製造開発職・事務職・販売職の3つに分けて募集するケースや、事務職と製造開発職に分けて募集するケースなどがあります。

職種は、基本的に会社からの辞令など以外では、入社後に変更することは出来ません。なぜなら入社には、専門の知識や学歴・資格などを必要とするケースもあるからです。そのため、応募条件や応募資格などは、事前にしっかり調べておくことが大切です。また、そのほかにも経理部門を志望するなら、簿記や会計の資格を取得しておくほうが有利かもしれないなど、職種によっては有利になる資格もあるので、ここもよくチェックしておきましょう。

 

職種選びのポイントと自己分析

職種選びのポイントは、自分の性格や向き不向きなどの適性と、将来設計をしっかり踏まえ、賢く選択することが大切です。例えば、上昇志向が強く、積極的な性格なら出世のスピードが速く、業績次第で給与・賞与額が決まる営業職や販売職が向いているといえますし、協調性を重んじ、安定志向で、それを給与・賞与にも望むのであれば、事務職や製造開発職が望ましいといえます。自分に何が向いていて、何がしたいのかなど、自己分析は職種選びのうえで大変重要です。


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